季節の変わり目と自律神経の乱れ

秋の野原に咲く淡いピンク色の花と緑の木々

夜の散歩で聴こえてくる虫の音に、秋の訪れを感じる季節となりました。

気候の変化で、体調を崩していませんか。


普段、私たちの身体には、環境の変化にあわせて、体温や血圧など身体の機能を一定に保とうとする働きがあります。

その調整に関わっているのが自律神経です。


季節の変わり目のように、気温や気圧、日照時間などの変化が重なる時期は、自律神経のバランスが乱れることがあり、さまざまな不調を感じることがあります。

東洋医学では、
自然界と人の身体は深く影響し合っているという「天人相応」という考え方があります。

この概念は、鍼灸の原典のひとつでもある『黄帝内経(こうていだいけい)』にもみられ、自然と人、心と身体の関わりについて説かれています。


現代では、天候の変化によって不調を感じることを「気象病」と呼ぶことがありますが、

鍼灸において、季節や自然環境の変化が心身に影響を与えるという考えは、古くから受け継がれてきたものです。

季節の変わり目には、

・身体がだるい、疲れが抜けない
・頭痛が出る
・よく眠れない
・めまいやふらつきを感じる
・胃腸の調子が安定しない
・気分が落ち込みやすい

といった不調の訴えが増えてきます。


当院では、脈診・腹診・触診など東洋医学にもとづく診察を行い、お身体の冷えや緊張、気血の巡りを確認し、お一人おひとりに合わせた治療を行っています。

やさしい刺激のはり施術とあたたかなお灸で自律神経のバランスを整えながら、季節の変化に対応できるお身体づくりを目指しています。


自律神経の乱れや、自律神経失調症についてはこちらをご覧ください。
▶ 自律神経失調症のページ

季節の変化に合わせた鍼灸治療のイメージ

季節の変わり目のさまざまな不調は、

「気のせい」でも「頑張りが足りない」からでもなく、お身体が環境の変化に順応しようとしているサインのひとつです。

体調が優れず、いつものように動けないと感じるときも、ご自身を責めずに、心と身体をいたわる時間を大切にしてくださいね。


Lucioleはりきゅう院
宇佐美 敦士