機能性ディスペプシアの鍼灸治療|お身体の不調に寄り添う

機能性ディスペプシア
(機能性胃腸症)の鍼灸治療

胃は、食べ物を消化し、身体に必要な栄養を取り入れるための大切な役割を担っています。

ストレスや疲労の蓄積、睡眠不足、生活リズムの乱れなどにより、胃の働きが乱れると、胃もたれや胃の不快感などの症状につながることがあります。


機能性ディスペプシアでは、検査を受けても大きな異常が見つからないことがあり、長引く症状に悩まれている方も少なくありません。


当院では、胃の症状やお身体の状態を丁寧に確認し、胃の不調の背景にある体質や全身のバランスを踏まえながら施術を行っています。


このページでは、機能性ディスペプシアの原因や東洋医学の考え方、当院の鍼灸治療についてご紹介いたします。

機能性ディスペプシア
(機能性胃腸症)とは

機能性ディスペプシア
(Functional Dyspepsia:FD)とは、
胃の粘膜などに明らかな異常が見られないにもかかわらず、胃の働きや感覚の乱れによって症状が続く状態です。


症状には個人差がありますが、

〇 食後すぐにお腹がいっぱいになる
〇 少し食べただけで胃がもたれる
〇 みぞおちの痛みや不快感がある
〇 胃が張る感じがする
〇 食欲が出ない
〇 食事量が減ってしまう

などがあります。


また、

〇 疲れやすさ
〇 睡眠の質の低下
〇 ストレスによる身体の緊張
〇 動悸やめまい、立ち眩み
〇 背中・胃の裏側あたりの張り

などの不調がみられることもあります。

検査を受けても異常が見つからないこともあり、どのようにこの症状と向き合っていけばよいかと悩まれている患者さまが多くいらっしゃいます。

機能性ディスペプシアの原因

慢性的な胃の不調は、さまざまな要因が関係していると言われています。

〇 ストレスや精神的な緊張
〇 疲労の蓄積
〇 睡眠不足
〇 食生活の乱れ
〇 自律神経のバランスの乱れ
〇 冷えや身体の緊張
〇 気圧や季節の変化

胃は自律神経の影響を受けやすい器官です。

心身の緊張や疲労が重なると、自律神経のバランスが乱れ、胃の働きの低下や、胃の痛み・不快感を感じやすくなることがあります。

つらい症状が繰り返されることで、
「また胃の不調が起こるのではないか」という不安を抱えながら過ごされている方も少なくありません。

東洋医学からみた
機能性ディスペプシア

東洋医学では、胃は身体全体の状態を反映する重要な部位と考えられています。
そのため、胃の不調は全身のバランスの乱れをあらわす一つのサインとして捉えます。

その背景には、体質や生活状況によって、さまざまな状態がみられます。

気滞(きたい)

ストレスや精神的な緊張により、気の巡りが滞った状態です。

みぞおちのつかえ感、胃の張り、ため息が多いなどの症状がみられることがあります。

気血不足(きけつぶそく)

身体を支える「気」や「血」が不足した状態です。

疲れやすい、食欲がない、身体がだるいなどの不調につながることがあります。

寒湿(かんしつ)

冷えや身体の水分代謝の乱れによって、胃腸の働きが低下した状態です。

お腹の冷えや胃の重だるさ、食後の膨満感などがあらわれることがあります。

脾胃の働き

東洋医学では「脾胃」は飲食物を消化・吸収し、身体を養う働きに関わると考えられています。

脾胃の働きが低下すると、食欲がない、胃がもたれる、食後に身体がだるいなどの症状がみられることがあります。

機能性ディスペプシアを東洋医学からみた4つの状態|気滞・気血不足・寒湿・脾胃の働き

機能性ディスペプシアの鍼灸治療

当院では、胃の症状への施術とあわせて、
その方の体質や生活背景なども丁寧に確認し、東洋医学的な診察をもとに、お身体全体のバランスを整えながら、胃腸の働きを整えていきます。


機能性ディスペプシアによる慢性的な胃の不調の改善から、ストレスや気圧の変化など、外部環境の影響による不調にも対応できるお身体づくりを目指しています。

体質に合わせたツボへの施術

東洋医学では、症状の現れ方やお身体の状態によって、用いるツボが異なります。

胃腸の働きに関わる「脾胃」をはじめ、全身のバランスを確認しながら、その方に合わせたツボを選び、施術を行います。

背中や身体の緊張をゆるめる

胃の不調がある方では、胃の裏側にあたる背中や腰上部に張りや緊張がみられることがあります。

身体の状態を確認しながら、関連する筋肉の緊張をやわらげ、巡りを整えていきます。

自律神経のバランスを整える

ストレスや疲労によって緊張状態が続くと、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

心身がリラックスしやすい状態へ導き、胃の働きを支えていきます。

冷えへのアプローチ

冷えは胃腸の働きを低下させる要因になることがあります。

お灸を用いて身体を温め、血流を促していきます。

関連する症状への対応

機能性ディスペプシアでは、胃の症状に加えて、次のような不調を伴うことがあります。

〇 疲れやすさ、身体のだるさ
〇 動悸やめまい、立ち眩み
〇 睡眠の質の低下
〇 お腹の張りや腸の不調

こうした関連する症状についても、お身体全体の状態を確認しながら施術を行っています。


心と身体、穏やかに和む東洋医学にもとづく鍼灸治療のイメージ

患者さまへ

機能性ディスペプシアは、日常生活に大きな影響をもたらすつらい症状です。

「検査では異常がないのに胃の調子が戻らない」
「食べられないことが不安」

「胃の不調で仕事や勉強が手につかない」
「体重が減ってしまうことが心配」


さまざまなお悩みを抱え、不安な日々を過ごされている方も多いことと思います。

当院では、お身体の不調に寄り添いながら、やさしい鍼灸施術で全身の自然な巡りを整えていきます。

食事への不安やお身体への心配事が少しずつやわらぎ、安心して毎日を過ごせるよう、お力になれれば幸いです。

慢性的な胃もたれや胃の不調でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。


Lucioleはりきゅう院
宇佐美 敦士


ルシオールはりきゅう院のロゴイラスト

渋谷区千駄ヶ谷のLuciole(ルシオール)はりきゅう院では、お一人おひとりのお身体の状態に合わせた鍼灸治療を行っております。

代々木・新宿エリアをはじめ、東京近郊からも、機能性ディスペプシアによるお悩みでご来院いただいております。

慢性的な胃の不調でお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。